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設楽原からのたより

湯浅 大司
湯浅 大司

長篠・設楽原の戦いの行われた地にある設楽原歴史資料館で学芸員をしながら、長篠・設楽原鉄砲隊の一員として、日本全国で火縄銃の演武にも参加しています。火縄銃を実際に演武して分かることがたくさんあります。文字からだけでは分からないことを、実体験や現地ならでは感性で資料館の展示や解説に生かしています。

WEBサイト: 新城市設楽原歴史資料館 Facebookページ

長篠・設楽原の戦い〜奥平貞昌と長篠城〜

2013.09.21 | カテゴリー : 長篠・設楽原の戦い | 投稿者名 :

久しぶりの寄稿です。
武田方から徳川方に寝返った奥平氏。
徳川家康はこの奥平家に更なる試練を与えます。
これは家康の婿としてふさわしい人物かどうかという試験だったのかもしれません。
奥平貞能の嫡男貞昌を長篠城の主として、長篠城を任せます。

 

この当時、長篠城は武田方の勢力と徳川方の勢力の境界に位置しており、非常に緊張した場所でした。
ここを任されるということは、徳川家康は奥平氏の力を信じての事でしょうし、奥平氏からすれば、
決死の思いだったでしょう。
奥平貞昌は長篠城に入るとすぐに、その補強工事を行ったと考えられています。
いつ武田方が攻めてくるのか分からないが、武田方に残る縁者からは逐一武田の動きの情報がもたら
されていたかもしません。奥平貞昌の思いはせめて武田軍の攻撃を1か月ぐらいは持ちこたえられる
ような城にしたい。そうすれば・・・。
強固な土塁、深い堀、天然の地形を上手に利用し、長篠城が完成しました。


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