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設楽原からのたより

湯浅 大司
湯浅 大司

長篠・設楽原の戦いの行われた地にある設楽原歴史資料館で学芸員をしながら、長篠・設楽原鉄砲隊の一員として、日本全国で火縄銃の演武にも参加しています。火縄銃を実際に演武して分かることがたくさんあります。文字からだけでは分からないことを、実体験や現地ならでは感性で資料館の展示や解説に生かしています。

WEBサイト: 新城市設楽原歴史資料館 Facebookページ

長篠・設楽原の戦い〜三河国への侵攻〜

2013.10.07 | カテゴリー : 武田勝頼, 長篠・設楽原の戦い | 投稿者名 :

天正3年4月、武田勝頼は父信玄の葬儀を行います。 父信玄はその死に臨んで「3年間、死を隠すように」と
遺言していました。自らの死が武田家にとって、大きな影響を与えるということが予想されたの事での判断
でした。ちょうどその死から3年が経っていました。 葬儀が終わると勝頼は家臣を集め、三河国への侵攻を
告げます。 いよいよ武田軍が三河国への侵攻を始めます。 その数15000人。

この15000人という数を多いとみるか、少ないとみるか? 三河国侵攻の目的が長篠城攻略ということであれば、
長篠城の兵はたった500人。あまりにも多すぎます。 勝頼の目的はもっと他にあったのではないかと考えたほうが
いいのかもしれません。

 

その目的とは・・・ 推測ですが、家康との決戦を考えていたのではないでしょうか。 当時、家康が動員できる兵力は
10000人程度でした。 長篠城も家康と決戦するための手段のひとつだったのかもしれません。武田軍の15000人という
兵力は、野戦に持ち込み家康と決戦するにはちょうどいい兵力だったのかもしれません。

 

 

 


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